SSブログ

COOLPIX P950のレビュー [デジタルカメラ]

以下のレビューはP1000の使用感と比較しながら書きました。

COOLPIX P950は24-2000mmをカバーするスーパー望遠コンパクトデジカメです。
P900の後継機種で、2018年に発売されたP1000より焦点距離が短いです。
P1000は望遠端が3000mmです。

P1000と比較すると、コンパクトになり、グリップが握りやすく、構えやすいです。
P1000と違ってレンズが適当な大きさなので、望遠側にレンズが伸びても大きくカメラの重心が
ずれることがありません。手ぶれ補正も強力(5.5段)ですが、ブレたくない場合には三脚を使う必要があります。

連写は10枚(7枚/秒)までです。ここはP1000(連写7枚まで)より優秀です。
メカニカルシャッターでは10枚が限界です。電子シャッターを用いると60枚、120枚撮れます。
これは最近のコンデジの流行通りです。
P1000同様、4K撮影ができます。(3840×2160/30p対応、最長約29分のステレオ音声付き4K UHDムービー撮影が可能です。P1000と同じです。)

ファインダーの見え具合はまずまずです。液晶モニターはバリアングル方式で自撮りも可能です。
なんとマクロ撮影は広角端でレンズ前1cmまで寄れます。

望遠端の画像(2000mm)ですが、冬の晴れた日にはクリアな写真が撮れます。
最近は暖かくなってきてしまったので、2000mmのクリアな画質は秋ぐらいまでお預けかもしれません。

小さな1/2.3型の裏面照射型のイメージセンサーですから、高感度にはあまり強くありません。
画質を求めるならISO400以下で使いましょう。小さなイメージセンサーの割にはノイズ処理がうまいです。画素数は1600万画素です。

使い勝手はまあまあです。しかしカスタマイズはあまりできません。
新設のサイドダイヤルにはレンズの先端にあるP1000のコントロールリング同様に機能の割り振りができます。露出補正、ISO感度、ホワイトバランス、シャッタースピード、絞り値、設定なしです。
RX602704.jpg
(一番右手のダイヤルがサイドダイヤルです。)

シャッター横のFnボタンには画質、画像サイズ、ピクチャーコントロール、ホワイトバランス、
測光方式、連写、ISO感度、AFエリア選択、手ぶれ補正方式などなど多くの機能が割り振られ、メニューに入ることなくほとんどの機能が使えます。ただ多すぎるので、いくつかを選択してカスタマイズできるとありがたかったです。デフォルトは連写です。

AFエリア選択は顔認識オート、マニュアル(スポット)、マニュアル(標準)、
マニュアル(ワイド)、ターゲット追尾、ターゲットファインドAFと豊富です。
普段はターゲットファインドAFでOKです。
このAFは被写体を見つけて合焦しに行くというAFです。
Fnボタンとメニューから選択可能です。

AF方式は常時AFとシングルAFの二つです。
AFの合焦速度は普通です。コントラスト方式です。
使えるレベルです。

一眼カメラと同じようには使えませんが、手軽に超望遠撮影を楽しめるカメラです。
P1000より400gも軽いというのが最高の利点かもしれません。

専用フードの形状はこうです。どうですか?
RX602703.jpg
タグ:COOLPIX P950
nice!(17)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 17

コメント 2

kazutoku

@ミックさま
Niceをありがとうございます。

ストックンさま
Niceをありがとうございます。

私が三人目さま
Niceをありがとうございます。

himanaoyajiさま
Niceをありがとうございます。

tochiさま
Niceをありがとうございます。

ryo1216さま
Niceをありがとうございます。

yu-papaさま
Niceをありがとうございます。

okina-01さま
Niceをありがとうございます。

ffmlさま
Niceをありがとうございます。

DANKAI_Genさま
Niceをありがとうございます。

momoさま
Niceをありがとうございます。
by kazutoku (2020-02-14 19:39) 

kazutoku

まささま
Niceをありがとうございます。

kenji-sさま
Niceをありがとうございます。
by kazutoku (2020-02-14 21:24) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。